こんにちは!がしゃ助(@gasyasuke)です!
わたしはセキスイハイムで家を建てたブロガーです。
- セキスイハイムオーナー7年目
- 家づくりブログ運営歴3年
- ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)2級
- 10社以上のハウスメーカーを検討
セキスイハイムについて発信するブロガー。セキスイハイムの住み心地や後悔したことを忖度なしで語るブログです。
今回の記事では、熊本地震や東日本大震災時のセキスイハイム住宅の被害状況を紹介します。
「地震に弱い」と噂されるセキスイハイムは、どのくらい耐震性があるのでしょうか?
熊本地震や東日本大震災時のセキスイハイム住宅の倒壊数
ハウスメーカーを決める際に重要視することの1つが「耐震性」です。
1995年1月17日阪神淡路大震災、2011年3月11日東日本大震災、2016年4月14日熊本地震の3つの大地震における、セキスイハイム住宅の被害状況をまとめました。
阪神淡路大震災 | 東日本大震災 | 熊本地震 | |
---|---|---|---|
最高震度 | 7 | 7 | 7 |
マグニチュード | 7.3 | 9.0 | 6.5/7.3 |
瞬間的な揺れ | 891gal | 2933gal | 1580gal/1791gal |
観測点 | 神戸海洋気象台 | K-NET築館 | Kik-net益城/大津町 |
全半壊 | 約25万棟 | 約40万棟 | 約4万3千棟 |
死者 | 6,400名以上 | 19,000名以上 | 270名以上 |
負傷者 | 43,000名以上 | 6,200名以上 | 2,800名以上 |
被災地のセキスイハイム | 約7,700棟 倒壊なし | 約178,000棟 倒壊なし | 約15,000棟 倒壊なし |
3つの地震を比べて、全半壊数が最も多かったのは東日本大震災です。
被災地におけるセキスイハイム住宅は、すべての大地震の際にも「倒壊なし」という結果となっています。
あくまでもセキスイハイムの公表値です。
被災地のセキスイハイム施主の口コミ
本当に倒壊しなかったの?
実際に被災されたセキスイハイム施主の口コミを紹介します。
東日本大震災についての口コミ
宮城県岩沼市ハイムの家に住んで6年です。地震は震度6強だったと思います。発生時たまたま自宅にいました。昭和53年の宮城県沖地震も体験しましたが、比べ物にならない位、今回は揺れが強くて長く、何かにつかまっていないと立ってられない状況でした。4月のはじめにも同レベルの地震があり、その後も400回以上の余震が続きましたが、外壁など外回りの目立った被害はありません。家の中は壁紙が20箇所位よじれや破れがありますが、このような被害は親戚(積水ハウスや住友林業など全て大手メーカー)の家でも起きています。
引用:Yahoo!知恵袋
この方の体験談は、被災者の口コミの中でも特に分かりやすく、非常に参考となる内容でした。ぜひ引用より全文ご覧になってみてください。
セキスイハイムパルフェに住んで8年で、震度は6強でしたが、クロスの割れが3箇所だけでした。
引用:Yahoo!知恵袋
他にハイムの知り合いが何人かいますが、どこも軽い被害でした。
他メーカーで建てて中がボロボロになった人もいました。
私はハイムでよかったと思います。
熊本地震についての口コミ
熊本市内ですが、うちの20年以上前のセキスイハイムでも何処にも異常ありませんでした。
引用:Yahoo!知恵袋
かなり揺れましたが、震度7にも耐えてくれました。
義理の弟が去年建てた積水ハウスの内装には、数カ所ヒビが入ってました。
それとは別ですが、アネシスは全戸訪問確認があったそうです。リフォームとかで何度も頼んでるセキスイハイムからは何の連絡もありませんでしたが。
我が家は築23年のセキスイハイムですが、地震の震度が大きい宇城市に住んでいるせいかもしれませんが、大変揺れて室内のあちこちの壁のクロスにヒビが入り、部屋が1から2センチ擦れドアが閉まらなくなっています。担当者に電話をしていますが、17日現在訪問頂いていません。現状では住めない状態です。他の木造建築の住宅より被害が大きいような気がします。修理出来るものか、どのくらい費用がかかるのかも、予想がつきません。私も地震に強い家と考えて建てたのですがね〜
引用:Yahoo!知恵袋
東日本大震災、熊本地震の口コミを見ると、震度6強の地震でもセキスイハイム住宅では目立った損傷がない家が多いことがわかりました。
壁紙のヒビ割れが最も多くみられました。
熊本地震の際に「アネシスは全戸訪問確認があったそうです。リフォームとかで何度も頼んでるセキスイハイムからは何の連絡もありませんでした。」との意見も…
熊本地震の被災地には約15,000棟セキスイハイム住宅がありました。その全棟を訪問確認するのは難しいと思いますが、電話連絡くらいの対応は欲しいところですよね。
被災後のアフターサポートに関しても、ハウスメーカーによって違いがありそうです。
▼さまざまなセキスイハイムの評判や口コミはこちらをご覧ください▼
倒壊数0だからといって100%安心ではない理由
先ほども紹介した通り、公式HPによると被災地のセキスイハイム住宅は「倒壊なし」という結果です。
阪神淡路大震災 | 東日本大震災 | 熊本地震 | |
---|---|---|---|
被災地のセキスイハイム | 約7,700棟 倒壊なし | 約178,000棟 倒壊なし | 約15,000棟 倒壊なし |
ここまでの話しを聞いて、こんな疑問を持つ方もいると思います。
3つの大地震で、合計約20万棟ある被災地のセキスイハイム住宅が「倒壊なし」ってありえるの?
あれだけの大きな地震にもかかわらず、倒壊なしなんてありえないんじゃない?と疑問に感じますよね。
実は、セキスイハイムによる「倒壊」とは、以下のように定義いるんです。
「倒壊なし」は構造体ユニットのボックス形状が保たれている状態、もしくは補修により耐震性能が回復できる状態により定義しています。ただし、津波・地盤変動(地盤沈下・液状化等により地盤の損害を伴うもの)による被害は含みません。
引用:セキスイハイム公式HP
東日本大震災における津波の被害による倒壊は含まれていないのです。
さらに補修すれば回復できる状態の住宅も倒壊には判定されないとのことです。構造体ユニットのボックス形状が保たれている状態という判定もかなりグレーに感じます。
各ハウスメーカーではHPなどで大々的に「倒壊なし」と公表していても、実際には損傷が大きく、住むまでに時間がかかることもあり得るようです。
しかし、それを念頭においても「倒壊0」はすごいですよね。
セキスイハイムは地震に強い、耐震性能の高い住宅と言えるでしょう!
▼セキスイハイムの住み心地については、以下の記事をご覧ください▼