こんにちは!がしゃ助(@gasyasuke)です!
セキスイハイムオーナーとして、実際にセキスイハイムに住んでいる体験談を当ブログで紹介しています。
今回は、こういった質問に答えていきます。
エアファクトリーと快適エアリーの違いってなに?分かりやすく簡単に教えてほしい‼
「そもそもエアファクトリーってなに?よくわかんない。」そんな疑問をお持ちの人は
▼この記事を読めばエアファクトリーの悩みを全て解決できます▼
「エアファクトリーと快適エアリーの違いってなに?」この質問めちゃくちゃ多いです。Yahoo!知恵袋や相談サイトにも同様の質問を見かけます。わたしのTwitterにも、この質問をいただいたことがあります。
確かに似ている点もあり、なにが違うのかよく分からないですよね・・・
簡単に説明すると、エアファクトリーは換気システム、快適エアリーはエアコンのことです。
簡単に説明すればそんな感じなのですが、実際にはもう少し複雑な仕組みとなっています。
エアファクトリー、快適エアリーはセキスイハイムの有力オプションの1つで、検討している方も多いです。とても便利な機能ですが、設置費用は高いのでしっかりと特徴を理解する必要があります。
今回の記事では、エアファクトリーと快適エアリーの違いについて、それぞれの仕組みや特徴から分かりやすく解説します。ぜひ最後まで読んでみて下さい。
エアファクトリーの仕組み
エアファクトリーとは?
『エアファクトリー』とは床下に設置したシステムにより、外からの空気の排気・給気行う「第一種換気システム」のことです。
換気システムは、その特徴から3種類に分類されます。
第二種換気システム:給気(機械)・排気(自然)
第三種換気システム:給気(自然)・排気(機械)
第一種換気システム(エアファクトリー)は、給気・排気ともに機械で調整することができます。
エアファクトリーの特徴
・汚れた外気が入りにくい
・室内の気圧が外気と同じように保たれる
・熱交換システムにより外気が暖まり、室内に供給される
熱交換システムや外気の浄化機能によって、快適な暮らしを実現します。
エアファクトリーの仕組み
エアファクトリーは主に特徴的な2つの仕組みにより絶大な効果を発揮します。
・汚れた外気をカットする特殊フィルター
・暖かい空気に変換する熱交換システム
汚れた外気をカットする特殊フィルター
3層の高性能フィルターが有害物質の9割以上をカットします。
抗ウイルス加工フィルターにより、室内の空気が循環する過程でフィルターに付着したウイルスの活動抑制が期待できます。
高性能3層フィルターの2層目に、花粉や0.3μm以上の微粒子を99.9%カット可能な「HEPAフィルター」が採用されています。「プレフィルター」、「NO2フィルター」とあわせて、より有害物質の少ない空気を室内に供給することができます。
セキスイハイムのCMで有名な「ホコリも花粉も入ってこない~♪」はこのフィルター効果によるものです。
暖かい空気に変換する熱交換システム
第一種換気システムは機械的に外の空気を給気します。しかし、外気をそのままの冷たい温度で取り込んでしまうと当然室温も下がってしまいますよね?
そこで、エアファクトリーに組み込まれているのが「熱交換システム」です。給気した外気を熱交換器という機械に通すことで、暖かくなった状態で各部屋へと供給されます。
エアファクトリーの熱交換システムの温度変換効率は85%です。85%というのは、例えば室温が15℃で外気が0℃の状態であれば、約12℃まで熱交換システムにより暖められた空気が室内に供給されるということです。
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快適エアリーの仕組み
2021年、積水化学工業は「快適エアリーT-SAS」を発表しました。
今後、新築住宅の「快適エアリー」は全て『快適エアリー T-SAS』へと進化させる予定です。そのため、今回の記事でも進化した「快適エアリーT-SAS」の説明をしていこうと思います。
快適エアリーとは?
「快適エアリー」は、給気・排気とも機械で行う第一種換気システム(エアファクトリー)と、快適な温湿度にコントロールする全館空調システムで構成されます。
簡単に言えば、快適エアリーとは(エアファクトリー+エアコン)のことです。
快適エアリーの特徴
・汚れた外気をカットする特殊フィルター
・暖かい空気に変換する熱交換システム
+
・フロア全体に暖気を届ける空気調整システム
・ヒートポンプ方式で光熱費がお得に
快適エアリーは上記で説明したエアファクトリーの特徴に加えて、冷暖房・除湿効果により、室内を最適な温度・湿度に保つことで、快適で過ごしやすい暮らしを実現することができます。
快適エアリーの仕組み
フロア全体に暖気を届ける空気調整システム
一般的なエアコンは、設置している部屋は暖まりますが、それ以外の部屋は暖まることがありません。
しかし、快適エアリーは床下の吹き出し口が数カ所設置することができます。冷暖房された空気が床下から出てくるため、部屋全体に広がります。
空間の温度差が少なくなることで、リビング以外の廊下や玄関・脱衣所まで暖かい空間になるのです。
本当にリビング以外も暖かいのか、あったかハイムの真実を検証しました↓
ヒートポンプ方式で光熱費がお得に
快適エアリーは、少ない電力で暖めることができる「ヒートポンプ方式」を採用しています。
ヒートポンプは大気中などの熱を集めて移動させるシステムのことで、石油や軽油を使った燃焼方式よりも少しの電力で大きな熱を利用することができます。
ヒーター式床暖房に比べて3〜4倍効率的で、省エネ効果が高く光熱費がお得になります。
床暖房と比較した場合に、上がり続ける電気料金対策にも快適エアリーはおすすめです‼
快適エアリーの1年間電気代が気になる方は、こちらの記事をチェック↓
エアファクトリーと快適エアリーの違い
エアファクトリーと快適エアリーのそれぞれの特徴、仕組みについて解説してきました。
ここで今回の質問に戻ります。
エアファクトリーと快適エアリーの違いってなに?
結論、エアファクトリーと快適エアリーの違いは換気システムと冷暖房機能(エアコン)の違いです。
というか・・・快適エアリーの中にはエアファクトリーが組み込まれています。
快適エアリーというのは、第一種換気システム(エアファクトリー)+全館空調システムのことです。清潔な空気循環を促しつつ、全室に冷暖気が行き渡るように設計されています。
対してエアファクトリーの基本的な機能は「換気」にあります。熱交換システムで外気の温度を上げて、内気に取り入れるものの暖房効果は期待できません。
そのため、エアファクトリーのみをオプションでつけたとしても一般住宅用のエアコンを購入する必要があります。
まとめ
今回の記事では、エアファクトリーと快適エアリーの違いについてまとめました。
再度結論を言うと・・・
エアファクトリーと快適エアリーの違いは、換気システムと冷暖房機能(エアコン)の違いです。
時々、エアファクトリーに暖房効果があると思っている方がいますが、暖房効果はありません。正確には、外気と内気の温度差を少なくする効果のことです。
エアファクトリーor快適エアリーどちらにしようか迷っている方
わたしは快適エアリーを設置しました。
実際に快適エアリーを購入して後悔はありません。初期費用こそ高いですが、快適エアリーによって冷暖気が部屋中に行き渡るので本当に快適に過ごすことができています。
逆にエアファクトリーのみの場合、換気効果って実感することあるんですかね?
めちゃくちゃ空気が清潔だなぁ・・・とか感じないですよね
正直に言えば、エアファクトリーは快適エアリーありきのシステムだと思います。
これはあくまで個人的な意見です。オプション設置は高い費用がかかるので、後悔のないようにブログや営業マンの意見をたくさん聞くようにしましょう‼
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